本町の新島南緑地で「ご来光のつどい」が実施されるようになったのは、昭和53年(1978)元旦から。淡路の島影が途切れる水平線から顔を出す太陽は格別です。 鹿ノ瀬漁場は、明石から小豆島方向へ15〜16qのところにある内海でも有数の魚族の宝庫。古くから漁業権をめぐっての争いが沿岸漁民の間でおきたことでも有名。 加古川市志方町と高砂市阿弥陀町にまたがる高御位山(340m)は、山全体が盤座のようで、山上には高御位山大明神をまつる社殿がある。東南からの眺めが富士山の姿に似ているところから、播磨冨士と呼ばれ親しまれている。 本町内には6つの神社(住吉)、14の寺院がある。寺院は今mで11ヶ寺が廃寺となっているのでかつては少なくとも1村に1〜2ヶ寺あったことになる。それぞれに暮らしの中で素朴に信仰に生きてきてた人々の歴史が息づいている。 本町唯一の古墳、愛宕塚は、野添鹿ノ川にある。古墳時代中期、阿閇野に勢力を持っていた豪族の墓と推定される・・。
新島は浚渫船を利用したサンド工法により約3カ年の歳月を要して昭和47年(1972)3月に完成した。在来地と播磨大橋によって結ばれ未来を拓く工業団地として注目された。