平成30年度 学校教育充実計画 播磨町立播磨小学校

  はじめに
 小学校では、平成32年度から全面実施される次期学習指導要領の周知期間も終わり、いよいよ本校でも「特別の教科 道徳」、34年生の「外国語活動」と「プログラミング教育」56年生の「外国語(英語)科」がスタートします。そして、近年の情報化やグローバル化など、社会は日々変化し続けています。人工知能の急速な進化が、今後、職業に大きな影響を与えるとも言われています。著しく変化する社会情勢と科学技術の進歩により、複雑で予測困難な社会が到来するとも言われています。そういう中でも、子どもたちには、決して自分というものを見失うことなく、『生きる力』の基盤となる「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の基礎・基本を身につけ、来るべき未来社会をたくましく生き抜いてもらいたいと思います。
 学校教育目標 

「知・徳・体の調和のとれた児童の育成

 スローガン

はりまっ子 一人一人を大切に 〜みる・する・支え合う学校生活を〜

 目指す像

(1)目指す学校像

○安全で安心して笑顔で生活できる学校
○一人一人が大切にされ学び支え合える学校
○家庭や地域と連携・協働できる学校

(2)目指す児童像

   ○基礎・基本を身につけ、自ら学ぼうとする子
   ○協働しながら、お互いの良さを認め合える子

   ○健康の維持増進を心がけ、体を鍛えようとする子

3)目指す教師像

   ○学びのプロ、教えるプロとして自覚のある教師
    ○子どもと向き合い、厳しくそして優しく指導できる教師
   ○子どもの心や保護者の願いに寄り添える教師

学校の取組

(1)子どもたち一人一人の学力を伸ばす学習環境  
    ○ユニバーサルデザインの視点を採り入れた教室環境と教材づくり
   ○学習環境における全学年共通となる「播磨小スタンダード」の推進
   ○「聞く・読む(読書と音読)・話す」の基本的スキルの徹底
   ○伝え合い学び合える場の充実

(2)協働による温かい人間関係づくり
  ○あいさつをはじめとするコミュニケーションスキルの育成
  ○道徳教育・人権教育・特別支援教育の充実
  ○お互いの思いを伝え、良さを認め合える場の充実

  ○異年齢集団による交流活動

(3)健康維持と体力向上
  ○食育と学校保健の推進による健康・安全意識の高揚
  ○業間・昼休みにおける外遊びの推進(児童と教師・異学年)
  ○スポーツテスト・なわとび検定・かけ足記録会による自己目標の設定
  ○コオーディネーショントレーニングを採り入れた楽しめる体育授業

(4)教職員の資質向上と労働環境改善
  ○低学年・中学年・高学年・特別支援学級及び専科の4チーム内での支援
  ○子どもと向き合う時間の確保と厳しくも優しい指導力の向上
  ○計画的な校内研修実施と若手教員の育成

  ○学校行事や会議の効率化による事務量の軽減と勤務時間の適正化
(5)家庭・地域から信頼される学校
  ○保護者との密なる連携強化(学校情報・児童情報・教育相談)

  ○子どもたちを地域ぐるみで支援する「サポートチーム播磨」の推進
  ○PTA行事や町行事への教職員の参加

  ○教育委員会を含む行政や警察、福祉・医療関係機関との連携強化

今年度の重点実践項目
 昨年度の学校評価を受けて、今年度特に重点的に取り組むべき実践課題



「特別の教科 道徳」の時間を要として、道徳教育と人権教育を推進し、より良い人間関係づくりに努める
教職員研修を充実し、指導力と授業力を高める

家庭・地域・関係機関との連携を深め、組織としての危機管理能力の向上に努める

 

播磨小学校は、本年度開校146周年を迎える歴史と伝統のある学校です。

播磨小のシンボルは、運動場の「くすのき」です。